化物語

以前、傷物語を見て改めて素晴らしい作品と感じたのですが
まだちゃんと見ていない部分もあったようなので掻い摘んで
見直しています。

この作品を見ていて心に響くやり取りがいくつかあります。

その中の一つで、化物語セカンドシリーズ恋物語 ひたぎエンド。

詐欺師の貝木泥舟と蛇神になった千石撫子のやり取りが心に響きました。
自分もアニメや漫画が好きです。でも自分が中学校の時に今ほど表立って
人に言えることではなかったと思います。結局、ひた隠しにしていたと
思います。

千石撫子は自分で漫画を描いていた事を自分の親にも言えずにクローゼットの
中に閉まっていた。誰にもバレないようにしていた。
貝木泥舟は、蛇神になった千石撫子を騙し、阿良々木暦、戦場ヶ原ひたぎを
殺すことを防ぐ為に千石撫子を調査する中でクローゼットの中の秘密を見てしまう。

願事は他に行ってしまうとかなわなくなる。決して口に出してはいけない。
千石撫子は阿良々木暦、戦場ヶ原ひたぎを殺すという事を口に出していることで
その願いはかなわないと貝木泥舟は嘘をつく。

その嘘を見抜いた千石撫子、貝木泥舟が思う以上に闇の深い心。

蛇神になりたくてなったわけではない、千石撫子に対してクローゼットの中で見た
千石撫子の秘密、漫画家になりたいことについて問いただす貝木泥舟。怒る千石撫子。

そんな千石撫子に対して、本当の願い、夢について貝木泥舟は、なろうとしなければ
かなう夢もかなわない、自分しか自分を大切にできない。騙されたと思ってやってみろ。

しあわせになることが全てではない、なりたいものになれればいい、生きていれば
そのうち良いこともある。

千石撫子とは全く違うひた隠しにしていることではあるけど、なんだか自分に重なる
ところがあって共感が持てた。

色々な部分で今の世の中はオープンになってきていて良い世の中ですね。

Bitly
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